戦争の怖さを感じた映画
ぴったん さん
子供にもわかりやすいぐらいリアルに戦争体験を映画にしています。子供目線から描かれている戦争体験談は、子供ならではの苦労がとても伝わってきました。
母親を亡くし親戚の家に身を寄せるけど段々冷たくなっていく親戚のおばさんの行動が、とても酷いと感じました。
しかし逆の目線から見たら、自分たち家族が食べていくのも大変な時代だったので、それぐらい余裕がなかったというようにも受け止められます。
居場所を失った子供たちは、防空壕の中で生活するようになりましたが、節子が亡くなってしまった瞬間はかなり辛かったです。
この物語は主人公の実体験をもとに作られた作品なので、客観的な目線で見ることが全くできなくて、映画を見終わった瞬間にはショックの方が強いです。
しかし、少しでも多くの人に戦争の辛さを理解してもらうためには見てもらいたい映画だと感じました。