「アニメなんて…」という先入観は捨て去ってください!
ごんぞう さん
この映画の存在は聞いたことがありましたが、もともとアニメ映画が苦手な私はずっと観ずに放置したままでした。
ところがある日、動画サイトで本作を観て号泣している外国人たちの姿が投稿されているのを発見。中には若いアメリカ人の男性たちが「言葉が無い。史上最も悲しい映画だ」と放心状態で解説しているものまで。
外国人がそこまで深く感動しているのであれば観ないわけにはいきません。慌ててDVDをレンタルして、一人で部屋にこもって鑑賞しました。結果、観終わった時に身体に震えを覚えるほどに悲しさが満ち溢れてきました。
もう何十年も涙を流したことはありませんでしたが、その時ばかりは堪えることができず。それから数日間は心の片隅に悲しみが滞在し続けました。
戦争のむごさと兄弟愛の美しさに、涙なしでは観られない作品です。若い方も年配の方も、日本人なら誰にでも観てもらいたい映画。「アニメなんて…」という先入観は捨て去ってください!