映画「電人ザボーガー」の感想・評価・見どころは?似ている作品は?

監督: 井口昇
出演: 板尾創路、古原靖久、山崎真実、宮下雄也(RUN&GUN)、佐津川愛美、渡辺裕之、柄本明、竹中直人

電人ザボーガー」は、日本の特撮映画であり、作中に登場する架空のロボットの名称でもあります。監督は井口昇氏で、キャッチコピーは「あきらめるな! 立ち上がれ!」です。物語は主人公・大門豊と彼の変形型バイクロボット「ザボーガー」が悪の組織Σと戦う姿を、青年期と熟年期の2部構成で描いています

この記事では映画「電人ザボーガー」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「電人ザボーガー」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。

映画「電人ザボーガー」の見どころは?

それでは、映画「電人ザボーガー」の見どころなどについて解説したいと思います。

この映画は、1970年代に放送された特撮ヒーロー作品「電人ザボーガー」を、「片腕マシンガール」の井口昇監督がリメイクした作品です。

特撮ヒーロー・アクションのジャンルで、主人公・大門豊と悪の組織・Σの約四半世紀(25年)間にわたる戦いを2部構成で描いています。豊は青年時代(第1部・青年期の章)を古原靖久、熟年時代(第2部・熟年期の章)を板尾創路がそれぞれ演じています。

見どころの一つは、主人公・大門豊と悪の組織・Σの女幹部・ミスボーグとの間に芽生える奇妙な交流です。二人の間には互いに心惹かれあい恋に落ちるが、それが悲劇の幕開けとなってしまいます。

また、豊の熟年期を演じる板尾創路の演技も見どころの一つです。彼は秘密警察を退職した後は若杉総理の運転手を勤めていましたが、とある勤務中のミスがもとで解雇され無職となります。好物であるシュークリームの食べすぎで糖尿病を患い、腰痛持ちのため飛竜三段蹴りを使えないほど身体能力が衰えています。

この映画の魅力は、そのリアルな描写と、主人公の人間ドラマにあります。また、特撮ヒーロー作品としてのアクションシーンも見応えがあります。そして何より、この映画は「あきらめるな!立ち上がれ!」というメッセージが込められています。

映画「電人ザボーガー」を見た人の口コミまとめ

映画「電人ザボーガー」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。

  • 昭和特撮の要素が詰まっていて懐かしい。
  • CGと実写の融合が見事。
  • アクションシーンはわりとしっかりしていて、カメラワークもおもしろい。
  • 今の時代にこんなチープさもなかなか魅力的。
  • やや懐疑的なイメージを持っていたけど思ってたより面白かった。

映画「電人ザボーガー」を見た人たちの口コミを見ると、その特撮ヒーロー作品としての魅力、リアルな描写、人間ドラマ、そして井口昇監督の独特な世界観に対する高い評価が見受けられます。

また、視聴者は主人公の成長と変化、特に板尾創路による熟年期の演技に感銘を受けています。この映画が観客に強く訴えかけるメッセージ、「あきらめるな!立ち上がれ!」も多くの視聴者に共感を呼んでいます。

映画「電人ザボーガー」に似ている作品は?

映画「電人ザボーガー」に似ていると思われる作品をいくつかピックアップしたいと思います。

魁!クロマティ高校 THE★MOVIE

「魁!クロマティ高校 THE★MOVIE」は、原作が漫画のコメディ映画で、主人公が特殊な高校生活を送るという点で「電人ザボーガー」と共通しています。

この映画は、主人公が全国でも有数のヤンキー高校「クロマティ高校」に転校し、そこで繰り広げられるユーモラスな日常を描いています。特撮要素はありませんが、個性的なキャラクターたちとその間のコミカルなやり取りは、「電人ザボーガー」のユーモラスな部分と共感を呼ぶでしょう。

仮面ライダー THE FIRST

「仮面ライダー THE FIRST」は、特撮テレビシリーズ「仮面ライダー」の映画版で、「電人ザボーガー」と同じく、特撮テレビシリーズを原作としています。

この映画は、主人公が改造人間となり、悪の組織と戦うというストーリーを描いています。特撮ヒーローとしてのアクションシーンや、主人公の成長と変化など、「電人ザボーガー」との共通点が多く見られます。

大怪獣モノ

「大怪獣モノ」は、特撮映画とコメディ映画の要素を併せ持つ作品で、「電人ザボーガー」のように特撮ヒーロー要素とユーモラスな要素を組み合わせています。

この映画は、主人公が巨大な怪獣と戦うというストーリーを描いていますが、その中にコメディ要素が織り交ぜられており、視覚的な特撮表現と笑いを同時に楽しむことができます。これらの要素は、「電人ザボーガー」のエンターテイメント性と一致しています。

映画「電人ザボーガー」みんなの感想・評価

映画「電人ザボーガー」を見た人たちの感想・評価です。

評価の平均:4.0 4.0 (1件)

なつかしの特撮オマージュたっぷりの映画

ニックネーム:しゅう さん

評価:4

私がこの電人ザボーガーという映画を見たのはレンタルで何か面白そうなのを探していたら見つけたというのがあったからです。

では実際に見た感想はどうだったかというと思った以上に面白いと思いました。なぜなら、実際に見ると現代ぽく昔の特撮の雰囲気を上手く演出できていたからです。

確かに古臭い感じがするのですがそれは演出でそうしているのであってわざと古く見えるようにしているのが見ていて分かって面白いと思いました。

また主人公をお笑い芸人の板尾創路がやっていたのが絶妙でシュールな世界観を上手く演出していたのが良かったです。

内容は真面目にふざけているような昔のヒーローモノを見たら感じてしまうようなツッコミどころを上手く表現していたのが良かったです。

削除する

レビューを投稿する

まとめ

映画「電人ザボーガー」の魅力や見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この映画の見どころは、1974年に放送された特撮ヒーロー作品を現代の映像技術を駆使してリメイクした点です。主人公が父の作った変形型バイクロボット「ザボーガー」と共に悪の組織と戦うストーリーは、青年期、熟年期、老齢期にわたって描かれており、その時間の流れを感じることができます。また、豪華キャストによる演技も見どころの一つです。

この映画は、特撮ヒーロー作品や昭和の雰囲気が好きな方、または板尾創路の演技が好きな方におすすめです。一方で、リアリティを重視する方や、シリアスなドラマを好む方にはあまりおすすめできません。特撮ヒーロー作品特有のオーバーアクションや、コミカルな要素が含まれているためです。

この映画は、その独特の世界観を楽しむことができる方には最適です。しかし、その特異性が逆に一部の視聴者には受け入れられないかもしれません。そのため、視聴する前には予告編やレビューをチェックすることをおすすめします。