監督: アンドリュー・スタントン、アンガス・マクレーン
声優: 室井滋、木梨憲武、上川隆也、中村アン、菊池慶
映画「ファインディング・ドリー」は忘れん坊のドリーが自身の過去と向き合い、家族を探す旅に出る感動的な物語です。記憶の断片をたどりながら、彼女はニモやマーリンと共に、困難を乗り越え、絆を深めていきます。
この記事では映画「ファインディング・ドリー」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「ファインディング・ドリー」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。
映画「ファインディング・ドリー」の見どころは?
映画「ファインディング・ドリー」は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとピクサー・アニメーション・スタジオによる長編アニメ作品で、主人公のドリー(声:室井滋)が自身の家族を探す旅を描いています。
ドリーは忘れん坊の性格で、その特性が物語の中で多くのユーモラスな場面を生み出しています。また、ドリーの直感を信じてすぐに行動できるという長所が、物語のなかでは道を開く鍵になることが多く、他のキャラクターからも頼りにされています。
映画の見どころの一つは、新たに登場する個性豊かなキャラクターたちです。7本足のタコのハンク(声:上川隆也)は、地上を普通に移動できたり、周囲の色に合わせて自分の体の色を変える擬態をできたりと、すごい特殊能力でドリーを助けます。
泳ぎが苦手なジンベエザメのデスティニー(声:中村アン)は、ドリーがクジラ語を話せるのは、デスティニーとクジラ語で話していたからということも明かされます。自分に自信がないシロイルカのベイリー(声:多田野曜平)は、ドリーとの交流を通じて自己肯定感を取り戻します。
また、映画は「欠点も個性で、協力しあえば欠点を長所に変えることもできる」というメッセージを伝えています。ドリーは物忘れが激しいという欠点がありますが、そのせいか、直感を信じてすぐに行動できるという長所もあります。
この行動力が、物語のなかでは道を開く鍵になることが多く、他のキャラクターからも頼りにされています。その一方で、この行動力が無謀な行動につながることもあり、ピンチにさらされることもあります。そういう時は、マーリンやハンクの持っている慎重さが助けになるのです。
この映画は、視覚的に鮮やかで、感動的なストーリーテリングとユーモラスなキャラクターが魅力的に組み合わさっています。それぞれのキャラクターが自身の欠点を克服し、成長する様子を描いており、視聴者に多くの感動と笑いを提供します。
映画「ファインディング・ドリー」を見た人の口コミまとめ
映画「ファインディング・ドリー」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。
- ドリーのキャラクターが愛らしい。
- 全年齢に渡り楽しむことができる。
- 前作「ファインディング・ニモ」の世界観を継承している。
- 視覚的な豊かさやアニメーションのクオリティがいい。
- ピクサーの本気を感じた。
映画「ファインディング・ドリー」は口コミで、「感動的」「心温まる」「面白い」といった高い評価が多く寄せられています。ユーモアとドラマのバランスが良く、新キャラクターも魅力的で、続編としても十分に楽しめる作品だと評されています。
映画「ファインディング・ドリー」に似ている映画は?
映画「ファインディング・ドリー」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。
ファインディング・ニモ
「ファインディング・ドリー」の前作である「ファインディング・ニモ」は、ドリーとマーリンが失われたニモを探す旅を描いた物語です。家族の絆と勇気をテーマにしたこの作品は、親子の愛と障がいを持つキャラクターの強さを描いており、「ファインディング・ドリー」と共通する感動的な要素を持っています。
インサイド・ヘッド
感情を擬人化したキャラクターが登場する映画「インサイド・ヘッド」は、内面の世界を冒険するという点で「ファインディング・ドリー」と似ています。自己発見と家族の理解を深める旅を通じて、観客に心温まるメッセージを伝えます。
トイ・ストーリー3
おもちゃたちが主人公の映画「トイ・ストーリー3」は、成長と別れ、そして友情について描いた作品です。ドリーのように、おもちゃたちもまた、過去を振り返りながら新しい未来へと進む勇気を見せており、「ファインディング・ドリー」と同様に、観る者に感動を与えるストーリーが展開されます。
映画「ファインディング・ドリー」みんなの感想・評価
「ファインディング・ドリー」を見た人たちの感想・評価です。
笑って泣ける心温まる映画
ニックネーム:ami さん
評価:
前作のファインディング・ニモが大好きだったので、公開と同時に映画館でみました。今作品も笑いあり、感動ありのかなりの良作でした。
なんでもすぐに忘れちゃうドリーに、あんな悲しい過去があったなんてと、切なくなりました。もしかして、もうお父さんとお母さんはこの世にいないんじゃ‥って途中不安になりましたが、生きててくれて本当に良かった。
しかも、いつドリーが帰ってきてもいいようにって、ずっとずっと貝殻を集めて道を作ってたなんて、本当に感動しました。親子の愛ってすごいなと思いました。個人的に一番心に残ったシーンは、ラッコのだっこのシーンです。
わたしが車を運転してたとしても、あんな大量のラッコちゃんに可愛いポーズされたらキュンとしてハンドル滑らせちゃうなと思いました。学べることもたくさんあるので、子どもにも見せたい映画です。
ドリーの両親の居場所にびっくり!
ニックネーム:クラッカー さん
評価:
ドリーが自分の両親を探すための物語ですが、笑える要素がとても多いので何度も笑ってしまうシーンがあるのが良かったです。
ファインディング・ニモを見ていなくても楽しめると思います。何よりも驚いたのが、ドリーが海洋生物研究所で生まれ育ったことに一番驚きました。広い海の中を探すのかと思っていたので、色んな意味で想像していた内容と違いました。
「激流には近付いてはいけない」という意味が分かった時に、なるほどと感じることができました。両親と再会できた時のドリーの表情がとても大好きです。
マーリンやニモも、積極的に協力してくれるので今回の件で恩返しが出来たのだと感じました。現実ではありえないぐらい偶然な出来事が何度も起こるので、後半は驚きと笑いの連続でした。親子で是非みてもらいたいです。
レビューを投稿する
まとめ
映画「ファインディング・ドリー」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この映画は、家族の絆や友情の大切さを感じたい方、またはユーモラスで感動的なストーリーが好きな方におすすめです。特に、個性的なキャラクターたちが織りなすドラマや、彼らが直面する困難を乗り越えていく様子を楽しみたい方にはピッタリの作品と言えるでしょう。また、視覚的に鮮やかなアニメーションを楽しみたい方にもおすすめです。
一方、リアルな描写やシリアスなテーマが好きな方、またはアクション要素が強い映画を求めている方には、少々物足りないかもしれません。また、映画のテーマやメッセージが明確で、それがストーリー全体に強く反映されているため、抽象的な表現や多義的な解釈を楽しみたい方には向いていないかもしれません。