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お薦めです!

貧乏民 さん

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この映画の面白い所はまず古風であり風光明媚な鎌倉で普通の人間とまるでゲゲゲの鬼太郎の世界のように妖怪、この映画では魔物ですがそれらと一緒に仲良く共存し暮らしている世界観が素晴らしい!

魔物たちが闇市で珍しい、あるいは怪しい道具や食べ物などを売っていてはそれを主人公の一色正和の嫁、亜希子(高畑充希)が購入(毒キノコみたいな奴)してはそれを夫の正和が口にして魂が抜けそうになるとか突拍子も無い出来事が起きたりするのもこの映画の魅力のひとつだと思いました。

また貧乏神が一色家に居座るのだが亜希子は何だかみすぼらしい貧乏神が可哀想なのか一緒に朝飯をごちそうしては正和に「おい、相手は貧乏神ぞ?・・」なんていうツッコミが入る夫婦の仲睦まじい様子が観ている者をほっこりさせてくれるような気もします。

そして私の好きなシーンと言えばまず貧乏神にかなり年季の入った汚らしい茶器をプレゼントされる亜希子がそれならと綺麗なお茶碗をお返しするシーン。

実はこのシーン、この映画の結末、この夫婦に訪れる最大の危機(亜希子にしつこく付きまとう魔物の親玉から守ってくれる)を救ってくれる重要な場面になるんですよね!

この汚らしい茶器は神様の道具のひとつとかでそういう意外な結末、繋がりがまた面白い!!

他にもあの世の世界観(CG)が千と千尋の神隠しの温泉場(旅館の寝床)を彷彿させてくれるようなジブリのようなファンタジー感がまた堪らない!

なのでこの映画は大人だけでなく特にアニメ好きな子供までもがとっても楽しめる映画だと思いました!お薦めです!

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