映画「カサブランカ」の感想・評価・見どころは?似ている作品は?

監督: マイケル・カーチス
出演: ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン、ポール・ヘンリード

第二次世界大戦中のフランス領モロッコを舞台に、愛と葛藤、そして自己犠牲を描いた映画「カサブランカ」。1942年に公開されたこの作品は、時代を超えて愛され続ける名作として、多くの人々の心を魅了し続けています。

この記事では映画「カサブランカ」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。類似と思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。

映画「カサブランカ」の見どころは?

映画「カサブランカ」は、1942年に制作されたアメリカの名作で、第二次世界大戦中のモロッコ、カサブランカを舞台にしたメロドラマです。主演はハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンで、彼らの演技はこの映画の大きな魅力の一つです。

ボガート演じるリック・ブレインは、カサブランカの酒場「カフェ・アメリカン」の経営者で、かつては闘士としてエチオピアやスペインのために活動していました。バーグマン演じるイルザ・ランドは、リックの元恋人で、現在はレジスタンスの闘士であるヴィクター・ラズロ(ポール・ヘンリード)の妻です。

この映画は、その美しいメロドラマ、散りばめられた名言名台詞、そしてほろ苦い結末により、公開から80年以上が経った今でも世界中で愛され続けています。特に、「君の瞳に乾杯」という名セリフは、時代も国も超えて知られています。

また、「カサブランカ」は1944年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞を受賞しました。これは、映画の素晴らしいストーリーテリングと、ボガートとバーグマンの魅力的な演技、そして映画の音楽が高く評価された結果です。

さらに、「カサブランカ」は、その美しい音楽も見どころの一つです。特に、「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」という楽曲は、映画の重要な部分を担っており、この曲を聞くと多くの人が「カサブランカ」を思い出します。

このように、「カサブランカ」は、その深い人間ドラマ、名演技、名セリフ、美しい音楽など、多くの魅力を持つ映画です。そのため、映画好きなら一度は観ておきたい作品と言えるでしょう。

映画「カサブランカ」を見た人の口コミまとめ

映画「カサブランカ」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。

  • ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンの演技に魅了された。
  • 映画の音楽がおしゃれで心地よかった。
  • セリフが洒落ていて、映画全体が粋な雰囲気だった。
  • リックの男気あふれる生き様がかっこよく感じた。
  • 友情や愛国心を描いた作品。

映画「カサブランカ」に似ている映画は?

映画「カサブランカ」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。

アルジェの女

映画「アルジェの女」は、愛と裏切りの物語で、カサブランカの前身とも言える作品です。主人公ペペ・ル・モコがアルジェのカスバ地区で警察から逃れる中で、二人の女性との間で複雑な関係に陥ります。

陰謀者たち

映画「陰謀者たち」は、ナチスから逃れるレジスタンスのリーダーがスパイと恋に落ちる物語で、カサブランカに出演したポール・ヘンリードやシドニー・グリーンストリート、ピーター・ローレが再び共演しています。

起きてから夜明けまで

映画「起きてから夜明けまで」は、戦後のウィーンを舞台にしたスリラーで、カサブランカと同様に不確実性と道徳的曖昧さを描いています。

映画「カサブランカ」みんなの感想・評価

映画「カサブランカ」を見た人たちの感想・評価です。

評価の平均:4.0 4.0 (1件)

愛と正義に生きる主人公の生き様

ニックネーム:さなだボンバイエ さん

評価:4

第二次世界大戦下、運命の地カサブランカで起こる愛の物語を映し出しています。戦争、スパイ、亡命など血なまぐさい用語がとびかう1940年代で起こる話です。この時には生まれていない私としては歴史を学べる一作でもありました。

ハンフリー・ボガート、通称ボギーが演じた主人公は酒場のオーナーをしながらも弱気立場の亡命者を助けたりもします。愛する女を逃がすため、恋敵に彼女を譲ってまで彼は奔走します。

愛と正義に生きる主人公の生き様に男を、正しき人間の姿を見ました。本気で格好よいです。

酒場でピアノ弾きが演奏する名曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」にも酔いしれました。そして何と言っても一番心に残るのは本作が産んだ映画史に残る名セリフ「君の瞳に乾杯」です。真似したくなります。

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まとめ

映画「カサブランカ」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この映画は、古き良きハリウッド映画やロマンチックなメロドラマが好きな方におすすめです。また、第二次世界大戦の時代背景やその頃の社会情勢に興味がある方、名優ハンフリー・ボガートやイングリッド・バーグマンの演技を楽しみたい方にもピッタリです。さらに、名セリフや名曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」に魅力を感じる方にもおすすめできます。

一方、アクションや特殊効果が多い現代の映画が好きな方、またはスピーディな展開やサスペンスを求める方には、少々物足りないかもしれません。また、「カサブランカ」は、その深い人間ドラマや社会的なメッセージを理解するためには、一定の歴史的背景知識が必要となるため、そのような観点から映画を楽しむのが苦手な方には、少々難解に感じるかもしれません。