見終わって後を引く気味悪さが残る
さなだボンバイエ さん
運命の子ダミアンを巡っておこる怪奇現象を描いています。ジャンルはホラーとサスペンスです。分かりやすくお化けを出す正面切ってのホラーではなく、ダミアンの周りで徐々に起こる怪奇現象が怖い話です。
彼の周りでは人が死ぬような事件起こります。これがジワジワと恐怖心を煽るものになっています。まず怖く、次には気味が悪いです。
衝撃的だったシーンはガラスを運ぶ車からガラスが滑り落ちて、鋭利なガラスが後ろにいた男性の首をはねるというシーンです。ダミアンの秘密に迫る内にそんな不幸を被ります。
ダミアンは見た目は可愛らしい少年ですが、ラストシーンまで見ると不気味な存在にしか想えません。見終わって後を引く気味悪さが残るというのがこの作品が成功した証です。