この映画は世代を超えて楽しめる
Tuna さん
かつてマイケルジャクソンを追随するとまで言われたロックバンドQueenをテーマとした映画でした。内容は非常に面白かったです。
バンドとしての活躍だけでなく、Queenのボーカルを務めたフレディーのゲイセクシャルとしての葛藤やバンドメンバーとの決裂など、天才ボーカルの弱い一面を垣間見れる映画だったからです。
華々しいQueenの栄光と、表には出てこなかった薄暗い部分をすべてたどったうえで迎える最後のライブは非常に感動的でした。最後のライブは、一度は決裂したフレディーと他のバンドメンバーが再び音楽を通して繋がるシーンです。
バンドメンバー一人ひとりの表情が非常に心に響きました。やっぱりQueenは家族で、フレディーの存在によってパフォーマンスは輝くし、フレディーもバンドメンバーと一緒にライブする喜びをかみしめる表情をしていました。
この映画は世代を超えて楽しめるものだと思います。時々、同性愛者間での性的表現が生々しい部分があって、ドキドキしてしまいました。