日本を代表する冒険活劇アニメ
あき。 さん
80年代半ばから後半のアメリカは「インディー・ジョーンズ」シリーズや「グーニーズ」「ネバーエンディングストーリー」など冒険活劇の映画が流行していた時代。
日本でも「里見八犬伝」などがあったが、海外作品と比べたら製作費、クオリティ、リアリティーを表現するのに限界があった。
それをアニメで作品を描いたのが「天空の城ラピュタ」。細かい表現、色彩の描写はジブリ作品の今後の根幹となるスタイル。シータとパズーの少年少女と対峙する大人たち。やがて仲間となり共に行動を共にするドーラ一家。
そして最大の敵であり巨大な軍隊を率いるムスカが残忍、非道で私欲しかない冷徹な男を表現。この作品以降のアニメ、ドラマにも多大な影響を与えさらに清々しいまでの高揚感とエンディング。
公開当時は映画オリジナル作品ということで興行収入は苦しんだが、定期的にテレビで放送され公開から30年以上経った今でも国民的なアニメ映画作品として、これからも国内外に愛される作品だと思います。