映像が綺麗で音楽も素晴らしい。しかし、おしい!映画
おしるこ さん
アニメ映画鑑賞が好きであの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない、の監督の新作版ということで鑑賞しました。
十代という若い姿のまま数百年を生きる長寿の一族「イオルフ」が母親を殺された人間の子供を育てることにより、人種の差による愛と交わりの困難さ、人間の欲望の話、のように感じました。
前半は主人公と主人公の育てるエリアルとの血の繋がりや人種の違いがありながらも愛を育んでいく模様が丁寧に描かれており、引き込まれました。
しかし後半は、どうしてそうなった、というような救われないような場面が多く、尺が足りていないように思いました。
全体的な評価としては面白かったのですが、人にすごく勧めたいかと聞かれるとうーん、、という感じです。一言で言うとおしい!映画でした。