ベタとマイナースポーツの融合
jine さん
女子高生がカーリングと出会いチームを結成して衝突を繰り返しながら強くなっていくというベタなストーリーではありますが、王道の展開をカーリングという日本ではあまり知名度のないスポーツをテーマにすることで、見る人の興味を持続させてくれる作品です。
全体的に青春コメディのようなテイストではありますが、エピソード自体が実話をもとにして製作されていることで作品にリアリティを持たせています。
主演の加藤ローサをはじめ、大泉洋などコメディもできる役者陣が出演しているところも完成度を上げる要因になっており、北海道の田舎町を舞台にしたどこかほのぼのとする空気が心地よく、フェアプレーの精神などドラマの中にカーリングを上手く取り入れている作品です。