予想を裏切る結末にビックリ
SIMA さん
イギリスとアメリカの合作コメディーでクロード・モネの連作である積み藁が出てきたりと美術ファンにも楽しめるのが魅力です。
ストーリーはムカつく上司に贋作を売りつけようとするのですが主人公がポンコツすぎて彼の想像通りに計画が行かない所が面白いです。何よりかなり誇張された日本人の一団が登場するのがかなりウケます。
特に彼らが仮面舞踏会に訪れた際に能のお面をつけてやってくるのはいくら何でも無理があるだろとツッコミたくなりますがこれらの行動が予想を覆す結末の伏線になっているのが凄いです。
思わず拍手したくなりました。個人的にはかなりヨーロッパっぽいブラックユーモア系のお笑いで楽しめましたが下ネタも多く若干下品な表現も演出されているので苦手な人は一定数いるかもと感じます。
本編見始めた時と視聴後では印象が全く異なる映画なので途中で飽きても最後まで見るべきだと思います。