想いはいつか叶うと感じた作品
はまち さん
この作品は好きな人への想いは、月日が経っても変わることがない純愛ストーリーです。
やさしい紗枝と真っ直ぐな康平が、お互い別々の道を進むことになって、遠距離恋愛が始まるけど田舎と都会の違いや、時間のすれ違いでうまくいかないところは寂しい気持ちになります。
でも、久しぶりに会った時にお互いの気持ちを再確認することができて、より好きな気持ちが強くなるのがいいなと思います。特に印象的なシーンは、紗枝と康平が友人の結婚式で再会したシーンです。
別れてから会うことがなくなった2人が再会をして、ハナミズキの下で抱き合うところは泣けます。
これまでのいろんな感情が交ざっているけど、悲しい別れじゃないのがわかるシーンでもあるからです。好きな人と結ばれることが、一番の幸せで想いは届くんだなと感じる作品です。