医療介護に関する現状・AIの進化に関しての課題
Michael さん
あまり期待をしていなかったが、”脳死”のリアルが見えた。映画は円満そうな金持ちの家の日常からスタートする。主人公の脳死してしまう少女は開始数分でプール事故をきっかけに脳死状態に陥ってしまう。
母である篠原涼子は、わずかな希望にかけて植物状態の娘の介護を決意する。父である西島秀俊は奇跡的に医療技術系の会社経営者。
そして部下である坂口健太郎が脳から指令を出す装置を開発し、実践する。寝たきりの娘の介護もつきっきりでできるし、装置の開発も手伝える。
少しドラマチックな設定であるが『介護疲れ』『命に対する倫理観』『AI参入による人々の理解』すでに起こっている、これから起こるであろう全ての社会問題を提議していました。かなりショッキングなシーンもあって見応えのある映画だと思います。