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現代にも通じる問題提起を感じた作品。

きら さん

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呪いを解くために旅をするアシタカと、山犬に育てられた少女サンを通して、文明と自然との共存を考えされた作品です。

サンは山犬に育てられ、自然を守ろうと、タタラ場を作り、自然を崩壊させるエボシと対立しています。

最初の方はエボシは自然を壊し、自分の利益になることしかしない非情な人だと思っていたのですが、アシタカが村を案内して貰っている時に、街の売られた女の子や病気で誰からも相手にされない人に対しても、他の人同様に気にかけてあげている事を知り、物事には色々な面があるんだなと思いました。

無下に自然を破壊してはいけないと思いながらも、破壊しなくてはいけない事実もあり、人と自然が共存する未来を探る最後の結末には涙が出ました。

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