監督: マシュー・ヴォーン
出演: アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ニコラス・ケイジ
映画「キック・アス」は、マーク・ミラーとジョン・ロミータ・Jrのコミックを原作としたアクション映画です。ニューヨークの平凡な高校生デイヴ・リゼウスキが、スーパーヒーローに憧れ、特殊能力もなく、ただのスーツを身にまとい街を守ろうとする姿を描いています。
この記事では映画「キック・アス」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「キック・アス」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。
映画「キック・アス」の見どころは?
映画『キック・アス』は、マーク・ミラーとジョン・ロミータ・Jr.によるコミックブックシリーズを基にした、2010年のアクションコメディ映画です。監督はマシュー・ヴォーンで、キャストにはアーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ケイジ、そしてヒット・ガール役として有名になったショーン・リンがいます。
この映画は普通の高校生がスーパーヒーローになるという斬新なアイディアで、リアルな世界でスーパーヒーローを描いています。主人公のデイブ(キック・アス)は普段は普通の高校生で、スーパーパワーも特殊な装備もないけれど、正義を貫くためにスーパーヒーローになろうとする姿が魅力的です。
また、彼の仲間になるヒット・ガールは、小さな体に凄まじい戦闘スキルを持つ少女で、彼女のアクションシーンは圧巻です。さらに、ニコラス・ケイジ演じるビッグ・ダディも、個性的なキャラクターで物語に深みを加えています。
映画の魅力の1つは、普通の人々がヒーローになるというテーマを通じて、勇気と決意の重要性を伝える点です。また、アクションシーンは見応えがあり、コメディ要素も満載で、シリアスな場面と笑いを絶妙にミックスしています。
さらに、映画はスーパーヒーロー映画の慣習を覆し、現実の世界にスーパーヒーローを持ち込んだ斬新さが際立っています。キック・アスの登場により、普通の人でも何かを変えられる可能性を感じさせてくれる作品です。
『キック・アス』は、アクション、コメディ、そして人間ドラマを巧みに組み合わせた作品であり、新しい視点からスーパーヒーロージャンルを探求したことで多くのファンを魅了しました。
映画「キック・アス」の口コミまとめ
映画「キック・アス」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。
- ヒットガールのカッコ良さと可愛さを評価する。
- クロエ・グレース・モレッツの演技が幼いながらも完成度が高い。
- 爽快なアクションと笑えるシーンが多い。
- 物語のテンポと臨場感が良い。
- 暴力的な描写についてはちょっと苦手。
映画「キック・アス」を見た人たちの口コミを見ると、ヒットガールのカッコ良さとクロエ・グレース・モレッツの演技に高い評価が集まっています。また、爽快なアクションとユーモア溢れるシーンが観客に好評で、物語のテンポと臨場感が魅力的だと感じられているようです。
映画「キック・アス」に似ている映画は?
映画「キック・アス」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。
スパイダーマン(サム・ライミ版)
サム・ライミ監督の「スパイダーマン」は、いじめられっ子の高校生ピーター・パーカーが遺伝子改良されたクモに噛まれて超人的な能力に目覚める物語です。ピーターは大いなる力には大いなる責任が伴うことを知り、スパイダーマンとして悪と戦います。この映画は、「キック・アス」のように悩める青年がヒーローに成長する姿を描いており、観客に感動を与えます。
キングスマン
マシュー・ヴォーン監督の映画「キングスマン」は、劣悪な環境で育った青年エグジーがスパイ組織キングスマンにスカウトされ、紳士のスパイへと成長する物語です。スタイリッシュなアクションとユーモアが特徴で、「キック・アス」と同じくマーク・ミラーの原作を持ち、未熟な青年の成長を描いています。
ウォンテッド
ティムール・ベクマンベトフ監督の「ウォンテッド」は、平凡な青年ウェスリーが秘密の暗殺組織「フラタニティ」のメンバーとなり、父を殺した暗殺者たちに復讐を企てる映画です。超人的なアクションシーンが見どころで、「キック・アス」のように普通の人が特別な運命に巻き込まれる点で共通しています。
映画「キック・アス」みんなの感想・評価
映画「キック・アス」を見た人たちの感想・評価です。
ニコラス・ケイジの渋い演技
ニックネーム:みるるん さん
評価:
軽い気持ちで大笑いしたい…そんな思いでチョイスしたのが『キック・アス』。全く前評判などは知りませんでしたがオバサンの私が観ても面白おかしく、十分に楽しめる作品でした。
クロエ・モレッツが小さくて可愛くて、そして演技の上手なこと!日本で言うところの芦田愛菜ちゃんでしょうか。
小さな女の子が屈強で悪い男たちを成敗していく姿が爽快でした。ちょっとグロすぎる場面もありましたから、それがR15指定の理由なのですね。父親役のニコラス・ケイジの渋い演技も見応えがありました。
本来この映画は20代〜30代の成人男性向けに作られているもではないでしょうか?男性が自身の若かりし頃と照らし合わせて懐かしさに浸り、ヒットガールに可愛さを感じ、そしてアクションに興奮する…そんな楽しみ方がおすすめの作品です。
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まとめ
映画「キック・アス」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この映画は、アクションとコメディが好きな方におすすめです。特に、スーパーヒーローのパロディやメタユーモラスな視点を楽しむことができます。また、映画の音楽やキャラクターの魅力、テンポの良さなども評価されています。特に、クロエ・グレース・モレッツ演じるヒット・ガールのキャラクターは、多くの視聴者から愛されています。
一方、映画はかなり過激な描写が含まれており、子供が暴力的な行動をとるシーンもあります。そのため、暴力的な描写や子供の暴力表現に抵抗感がある方にはおすすめできません。また、スーパーヒーローものが好みでない方には、物語のテーマ自体が魅力的でないかもしれません。