映画「ボヘミアン・ラプソディ」の感想・評価・見どころは?似ている作品は?

英語タイトル:Bohemian Rhapsody
監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ
映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、伝説的なバンド「クイーン」とそのカリスマ的なフロントマン、フレディ・マーキュリーの軌跡を描いた作品です。彼らの音楽と革新的な精神が、世界中のファンを魅了し続ける理由を、感動的かつ壮大なスケールで表現しています。
この記事では映画「ボヘミアン・ラプソディ」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「ボヘミアン・ラプソディ」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の見どころは?

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、伝説のロックバンド、クイーンとそのリードシンガーであるフレディ・マーキュリーの功績を描いた作品です。

一気にスターダムに駆け上がったクイーンの革新的なサウンドやフレディのソロ時代をはじめ、再集結の様子やロックの歴史に刻まれた素晴らしいパフォーマンスなどを年代順に追う伝記的音楽映画となっています。

主演のフレディ・マーキュリー役を演じたのはラミ・マレックで、彼の徹底した役作りと演技は多くの映画賞で称賛され、アカデミー賞主演男優賞を含む4部門を受賞しました。

また、ルーシー・ボイントンがフレディの恋人であるメアリー・オースティン役を、グウィリム・リーがギタリストのブライアン・メイ役を、ベン・ハーディがドラマーのロジャー・テイラー役を、そしてジョー・マッゼロがベーシストのジョン・ディーコン役を見事に演じています。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の見どころは、クイーンの珠玉の楽曲の数々と、その楽曲が物語を彩ることです。また、作品終盤の「ライヴ・エイド」の完全再現は、多くの人を熱狂させた大きな魅力となっています。

「ライヴ・エイド」は「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年に行われた20世紀最大のチャリティーコンサートで、その熱狂のパフォーマンスを見事に再現しています。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンの音楽とフレディ・マーキュリーの人生を通じて、音楽の力、友情、家族愛、自己表現の重要性など、多くのテーマを探求しています。

それぞれの視聴者にとって、それらのテーマがどのように響くかは異なるでしょうが、それがこの映画が世界中で愛され続けている理由の一つかもしれません。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た人の口コミまとめ

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。

  • クイーンの音楽は魂がこもっている。
  • フレディ・マーキュリーの存在感がすごい。
  • ライブシーンの臨場感が素晴らしい。
  • フレディの孤独と苦悩が描かれている。
  • 感動して涙した。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た人たちの口コミを見ると、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた本作品に高い評価が寄せられていることがわかります。ラミ・マレックの演技力が高く評価され、クイーンの代表曲が多数収録されていることも人気の要因となっています。

一方で、ライブシーンの再現度に対する批判的な意見もあり、フレディの内面に迫る部分での評価が分かれているようです。全体としては、音楽ファンを中心に幅広い支持を得た作品といえるでしょう。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」に似ている映画は?

映画「ボヘミアン・ラプソディ」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。

ストレイト・アウタ・コンプトン

映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」は、伝説のヒップホップグループN.W.Aの物語を描いた映画です。音楽界に革命をもたらした彼らの苦悩と成功をリアルに描き出しており、「ボヘミアン・ラプソディ」と同様に音楽と個人の成長が重要なテーマとなっています。

ラブ&マーシー

映画「ラブ&マーシー」は、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの生涯を描いています。彼の音楽的才能と精神的な葛藤が中心で、フレディ・マーキュリーの生き様を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」と共通する部分が多くあります。

ロケットマン

エルトン・ジョンの半生を描いた映画「ロケットマン」は、彼の華麗なるキャリアと個人的な挑戦を描いています。音楽シーンでの成功と個人的な問題のバランスを取りながら、視覚的にも鮮やかな演出が特徴で、「ボヘミアン・ラプソディ」のファンにも響く作品です。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」みんなの感想

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た人たちの感想・評価です。

評価の平均:4.9 4.9 (10件)

圧巻の迫力!映画館がライブハウスに

ニックネーム:みかん さん

評価:4

迫力があった!というのが第一印象です。ライブシーンはすごかったです。自分も劇中のライブハウスにいる気分。

今まであまりQUEENの曲は聞いたことがなかったのですが、興味が出てきました。聴いてみたい。ストーリーも、私はQUEENのことを知らなかったので楽しめました。

知っている人には予定調和な結末だったから、あまり響かなかったかもしれません。知らない人には感動できるストーリーでした。

途中、いきなりゲイのキスシーンが入ってきたのには驚きました。最近の社会情勢だから入れられたシーンですね。良い傾向だと思います。

こういった映画を通して、偏見が減っていってくれるといいなと願います。いろいろ書きましたが、結論として、迫力がある良い映画でした!

削除する

音楽を楽しもう

ニックネーム:ゆら さん

評価:5

音楽映画として最高に楽しかったです。

知っている曲が彼らによって作り上げられていく様子、効果的な状況で使われる場面、曲の歌詞の意味がこれまでの認識からきれいに塗り替わっていく瞬間に鳥肌が立ちました。

スターの伝記映画としては特別な起伏も少なくわりと淡々と成功していくので弱いかな?と思わなくもないですが、フレディという人間の半生と苦悩を描いた物語と思って観ると素晴らしい。

私が特に好きなシーンはフレディが病院でファンと思われる人物に「エーオ」と声をかけられて、それに応えてあげるところです。

なんというか、スターとしての責任を背負った本物のスターという気がしました。でもやっぱりどちらかと言うと伝記を求める人よりクイーンというバンドの成り立ちと音楽を楽しみたい人におすすめしたいと思います。

削除する

伝説のバンドがスクリーンで完全再現!

ニックネーム:シロ さん

評価:5

この映画は公開以前から楽しみにしていました。

どんな風にフレディ・マーキュリーと彼のバンドが描かれるのかが一番気になる部分ではあったのですが、10年来のQUEENファンである私も納得する出来でした。

QUEENの前身の「スマイル」にフレディが加入するシーンから始まり、ジョンが最後に加入してQUEEN結成までのシーンだけでも1ファンとしては、胸が熱くなる想いで見ることが出来ましたし、物語の細部に渡り今まで読み漁ったQUEEN関連の雑誌や資料を忠実に再現されていると言う印象でした。

また、主演のラミ・マレックが何度も研究して極めたというフレディの身振りや仕草も気に入っています。本当によく研究したんだなぁと感心してしまう程に本人そっくりのパフォーマンスでした。

他のメンバーも本人そっくりのキャスティングで、妥協していないんだなと思います。そして、一番の見どころの「ライブエイド」では、圧巻のパフォーマンスと歌で再現されていて、これだけ見てもこの映画は見る価値があるなと感動しました。

間違いなく、今年一番素晴らしい映画だと思いますので、まだ見ていない方にもおすすめです。

削除する

QUEENを知らなくても終わるころにはその魅力に夢中になっていること間違いなし!

ニックネーム:嘉住 さん

評価:5

ふと暇になったとき、知人に強く勧められていたことを思い出し見に行きました。

フレディ・マーキュリーが亡くなったときはまだ1歳だった私にとってQUEENは”なんとなくすごいバンド”という認識で、曲もあんまり知らないけど楽しめるかな?と不安に思いながら入りました。でもそれは全くいらない心配でした。

始まって早々流れた曲からこれってQUEENだったんだ!という発見があり、あの名曲の誕生場面やライブエイドの圧巻のステージの高揚感は観て1週間たっても2週間たっても心に残っています。

実際のQUEENの音源を使った音楽だけでも映画館で見る価値はあると思いますが、特に印象に残ったのはタイトルにもなっているQUEEN最大のヒット曲”ボヘミアンラプソディー”の生まれるシーンです。

「Mama,justkilledaman~」という歌詞に込められた本当の意味を知ってフレディ・マーキュリーの同性愛者としての苦悩を感じました。

今も多くの人を魅了するステージの裏、自身のセクシュアリティに悩んだり、ガールフレンドへの愛も捨てきれなかったり、信じる人を間違えてバンドを崩壊の危機に陥れてしまったり。。

この映画を見てQUEENの音楽だけでなくフレディ・マーキュリーという人を愛おしく感じました。この人と同じ時代に生きてみたかった。まだ見ていない人はぜひ映画館で見ることをお勧めします!

削除する

伝説のロックバンドの葛藤を描く作品

ニックネーム:時鳥 さん

評価:5

伝説のロックバンド、Queenを描いた作品です。

とはいえ、ストーリーはリードヴォーカルのフレディ・マーキュリーを中心に展開されていきます。元々Queen曲が大好きで、映画館の高音質で曲を聞きたいと思い、映画館で鑑賞しました。

ところが全く期待していなかったストーリーに一気に引き込まれてしまいました。あの名曲がどうやって作られていったのか、あの曲に込められた思い。

そして売れてからの葛藤や周囲の関係。それらが2時間強の映画の中でコンパクトに収まっています。

その曲が生まれるまでの過程を踏まえて各曲が流れるので、曲への重みも増し、更に大好きになりました。改めて、フレディ・マーキュリーのパフォーマンスの力を実感しました。Queenを知らない人でもおすすめ出来る良い作品です!

削除する

実話なので胸にしみます

ニックネーム:キジトラ さん

評価:5

クイーンが懐かしかったのと大ヒットしていたのとで見に行きました。

始まりからわくわくする出だしで、映画館の大音響でクイーンの音楽が聴けるだけでも最高だったし、フレディマーキュリーの生き方がカッコ良すぎて感動して泣けました。

退屈な場面は一切なく最初から最後まで画面にくぎ付けでした。自分の辛かった時期のことと重なる場面があり、心から見に来て良かったと思いました。

歌詞を今までよく知らなかったのですが日本語で歌詞を見ながらクイーンの曲が流れると、衝撃的でした。改めてクイーンの魅力を再発見し、帰ってから映画のサントラを購入しました。音楽好きなすべての人は楽しめる映画だと思います。人間ドラマとしても最高。実話なので胸にしみます。

削除する

観に行って大正解でした

ニックネーム:ガランド さん

評価:5

queen世代ではないのですが、タイトルにもなっている「ボヘミアンラプソディ」が好きなので興味を持ち、映画館に観に行きました。…が、やはり行って大正解でした!

とにかくライブシーンの迫力がすごい!音も映像も本物さなから、ライブ会場に居るかのようでした。ライブ中にアーティストとお客さんが歌でやりとりするという「交流」も、実はqueenが先駆者だったんだと感心しました。

その他にもqueenは新しい音楽を色々と取り入れてみたり女装してMVを撮影してみたりと、斬新な切り口で常に新しい事に取り組み続けていて本当に格好いいバンドだったんだなと改めて思いました。

音楽活動面では順風満帆だったにもかかわらず、フレディはバイセクシャルという事で最愛のメアリーを失い、信頼できるマネージャーや遂には家族だと言っていたバンド仲間とすら絶縁する事に…。

メアリーの家の隣に家を建て、メアリーの部屋に灯りを反射させるも返事がない…というシーンは本当にフレディの寂しさを物語っていました。

そして印象的だったのはメアリーが別の男性との子供を妊娠していると告げるとフレディは「なんという事だ…」と言ってしまう。そこでメアリーは怒ってしまうが、仕方ないと思います。あの一言にフレディの深い悲しみや絶望が詰まっていたと思います。

こんなにもフレディに必要とされているんだから、一緒にいてあげればいいのにと思ってしまいますが…やはり自分だったらと考えるとそれも難しいかもしれないですよね。

でも、バンド結成当時からずっと一緒だったメアリーと最後まで結ばれて欲しかったと願うのは私だけではないでしょう。バイセクシャルでさえなかったら…何も失わずに済んだかも…もしかしてqueenはまだ健在で、今も歌っていたかも?なんてなんて思うと残念でなりません。

映画を観終わって、動画で本物の「LIVEAID」の映像を観ました。この時フレディはこういう状況で、こんな思いでこのステージに立っていたんだと思ったら感慨深くて涙が出て来ました。

これから映画を観る方がいらしたら、合わせて動画を観る事をお薦め致します。

ちなみにqueenの事をまるで知らなかった(実話だという事すら知らなかった)中学生の娘ですらこの映画よかった、もう一度観たいと言っていたので、どんな方にでもお薦め出来る映画だと思います。

ただ、音が素晴らしいので耳が敏感な方は、ライブシーンはボリューム小さめがよいかもしれませんね(笑)

削除する

この映画は世代を超えて楽しめる

ニックネーム:Tuna さん

評価:5

かつてマイケルジャクソンを追随するとまで言われたロックバンドQueenをテーマとした映画でした。内容は非常に面白かったです。

バンドとしての活躍だけでなく、Queenのボーカルを務めたフレディーのゲイセクシャルとしての葛藤やバンドメンバーとの決裂など、天才ボーカルの弱い一面を垣間見れる映画だったからです。

華々しいQueenの栄光と、表には出てこなかった薄暗い部分をすべてたどったうえで迎える最後のライブは非常に感動的でした。最後のライブは、一度は決裂したフレディーと他のバンドメンバーが再び音楽を通して繋がるシーンです。

バンドメンバー一人ひとりの表情が非常に心に響きました。やっぱりQueenは家族で、フレディーの存在によってパフォーマンスは輝くし、フレディーもバンドメンバーと一緒にライブする喜びをかみしめる表情をしていました。

この映画は世代を超えて楽しめるものだと思います。時々、同性愛者間での性的表現が生々しい部分があって、ドキドキしてしまいました。

削除する

自信をもっておすすめします

ニックネーム:あんこ さん

評価:5

同僚や友人から、この映画は映画館でみるべき!と薦められて、休みをとり一人で見に行きました。

私はクイーンやフレディのことは少しだけ知っている程度でしたが映画は素晴らしかったです。俳優さんたちの演技は見事で、本物のクイーンを見ているようでした。

輝かしいクイーンの活躍だけでなく、フレディの孤独感にも着目した本作品は、心に響きました。特にラストのliveaidのシーンは涙が止まらず…一つ一つの仕草が本物のクイーンでした。

映画館で観賞したので、音質も素晴らしく、クイーンの音楽を堪能できました。クイーンをよく知らなくても音楽が好きな人、もちろんクイーンファンには必ず見ていただきたい作品です!自信をもっておすすめします。

削除する

映画も見た後も興奮は冷めやまず

ニックネーム:かれい さん

評価:5

もちろんQueenは映画を観る前から知っていて、曲もCMやドラマなどでも使用されていたので何曲か知っていました。世代的には私の母世代のバンドという感覚でした。

この映画自体、とても話題になっていてニュースでも取り上げられていますが、私は公開されてすぐでそれほど話題にもなっていなかったので、応援上映という形の映画鑑賞に驚きました。

歌、手拍子、足踏み、会話もOK。本当にライブ会場に来ている感覚になりました。何といっても歌声が圧巻です。映画を見て初めてフレディがレズだったことも死因も知りさらに彼に興味が湧きました。

映画も見た後も興奮は冷めやまず、スマホのプレイリストにQueenの曲を追加したり、ユーチューブでライブの映像を見たりしました。見た目や歌声も本人そっくりで驚きました。

削除する

レビューを投稿する

まとめ

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この映画は、音楽やバンドの歴史に興味がある方、特にクイーンやフレディ・マーキュリーのファンには強くおすすめします。また、人間ドラマや感動的なストーリーを求める視聴者にも適しています。映画の音楽とパフォーマンスは、音楽愛好家にとって大きな魅力となるでしょう。

一方、この映画は、詳細なバンドの歴史やフレディ・マーキュリーの私生活について深く掘り下げていないため、それらを期待する視聴者には必ずしも満足できないかもしれません。また、クイーンの音楽が好みでない方や、伝記映画全般が好みでない方には、他の映画の方がより楽しめるかもしれません。