映画「ミッドナイト・ラン」の感想・評価・見どころは?似ている作品は?

監督: マーティン・ブレスト
出演: ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン、デニス・ファリナ、ジョー・パントリアーノ
映画「ミッドナイト・ラン」は、逃亡犯の懸賞金を追うバウンティハンターと、彼に捕らえられた会計士の奇妙な友情を描いたアクションコメディ作品です。
二人のキャラクターがさまざまな困難を乗り越えながら、互いの理解と尊敬を深めていく過程がユーモアを交えて描かれています。この映画は、スリル満点の追跡劇と心温まる人間ドラマが見事に融合した作品として、多くの観客に愛され続けています。
この記事では映画「ミッドナイト・ラン」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「ミッドナイト・ラン」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。

映画「ミッドナイト・ラン」の見どころは?

映画「ミッドナイト・ラン」は、1988年に公開されたアメリカのアクションコメディ映画で、監督はマーティン・ブレストです。この映画は、ロバート・デ・ニーロとチャールズ・グローディンの絶妙なコンビネーションが魅力的な作品で、彼らの掛け合いが観ていて楽しいと評価されています。

主人公のジャック・ウォルシュは、ロバート・デ・ニーロが演じています。彼は元警官で、現在は賞金稼ぎとして生計を立てています。彼のキャラクターは、硬派でありながらもユーモラスで、観客にとって魅力的な存在となっています。

一方、チャールズ・グローディンが演じるジョナサン・マデューカスは、会計士でありながらもギャングの金を横領して慈善事業に寄付した逃亡者です。彼のキャラクターは、真面目でありながらもコミカルで、ジャックとの掛け合いが観ていて楽しいです。

この映画の見どころは、ジャックとマデューカスの逃避行の中で芽生える奇妙な友情です。彼らは、ギャングやFBIから追われながらも、互いに心を通わせていきます。その過程で、彼らのキャラクターが深まり、観客にとって魅力的な存在となっています。

また、この映画はロードムービーでもあり、ジャックとマデューカスがアメリカ全土を転々とする様子が描かれています。その中で、彼らが経験するさまざまな出来事や人々との出会いが、物語を盛り上げています。

さらに、この映画はアクションコメディでもあり、ジャックとマデューカスの掛け合いや、彼らが巻き込まれる騒動が観ていて楽しいです。その中には、ユーモラスなシーンだけでなく、緊張感あふれるアクションシーンも含まれています。

このように映画「ミッドナイト・ラン」は、ロバート・デ・ニーロとチャールズ・グローディンの絶妙なコンビネーション、そして奇妙な友情の芽生え、アメリカ全土を転々とするロードムービーの要素、そしてユーモラスで緊張感あふれるアクションコメディの要素が見どころとなっている映画です。

映画「ミッドナイト・ラン」を見た人の口コミまとめ

映画「ミッドナイト・ラン」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。

  • 登場人物がみんなマヌケで愛らしい。
  • ロバート・デ・ニーロのキャラクターが可愛くて心情移入できた。
  • 良質なコメディ&ヒューマンドラマでストーリー展開が惹き込まれる。
  • 登場人物が皆キャラが立っていて面白い。
  • デニーロと共演者の会話が面白い。

映画「ミッドナイト・ラン」を見た人たちの口コミを見ると、ロバート・デ・ニーロの演技力と、アクションとコメディの絶妙なバランスが高く評価されていることがわかります。

また、主人公ジャックとその相手役の犯罪者との関係性の変化が感動的だと感じた視聴者も多いようです。さらに、1980年代のアメリカの雰囲気を上手く描写できていると好評を得ています。全体として、ユーモアと感動が共存する作品として高い人気を集めていると言えるでしょう。

映画「ミッドナイト・ラン」に似ている映画は?

映画「ミッドナイト・ラン」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。

これらの映画はいずれも、異なる性格や背景を持つ二人の主人公が、目的を達成するために協力しながらも、時には衝突する様子を描いており、「ミッドナイト・ラン」の持つバディムービーとしての魅力を共有しています。また、アクションとコメディのバランスが絶妙で、観客を楽しませる要素が満載です。

48時間

映画「48時間」は、一匹狼の警察官と彼が仕方なくパートナーを組むことになった囚人との間の緊張と協力を描いています。バディムービーの古典であり、「ミッドナイト・ラン」と同様に、アクションとコメディの要素が見事に融合しています。

ビバリーヒルズ・コップ

映画「ビバリーヒルズ・コップ」は、エディ・マーフィーが演じるデトロイト警察の刑事が、友人の殺害事件を追うためにビバリーヒルズへと向かいます。この映画は、主人公の軽妙なユーモアとスリリングなアクションが特徴で、「ミッドナイト・ラン」のように、キャラクターの魅力がストーリーを引き立てています。

レッドヒート

映画「レッドヒート」は、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じるソビエトの警察官が、シカゴの警察官と組んで麻薬組織を追います。異文化間の衝突と協力が描かれており、「ミッドナイト・ラン」のように、異なる背景を持つ二人の主人公が織り成すドラマが見どころです。

映画「ミッドナイト・ラン」みんなの感想・評価

映画「ミッドナイト・ラン」を見た人たちの感想・評価です。

評価の平均:5.0 5.0 (2件)

ズル賢い「公認会計士」のやり取りが面白い映画。

ニックネーム:Kua さん

評価:5

この映画、ロバート・デニーロ作品では、喜劇性が高いと有名なので見ました。とても面白かったです。

ニューヨークでマフィアの金巻き上げた「公認会計士」を、捕まえてロスまで連行する、それも飛行機を利用したらわずか数時間なのに、この公認会計士(C・グローデイン)は、「飛行機恐怖症だ!」と言って、飛行機の中で暴れる。仕方なく、デニーロはレンタカーを使って、この公認会計士をロスまで連行することにする。

でも、ロスまで連行するのに、「お金」が、とにかくない。また、FBIが襲ってきたり、とにかく大変な連行事件となってしまう。

実はこのこの公認会計士、飛行機のライセンスを持っていて、途中で見つけた飛行機で「逃げよう」とする。これを防ごうとするデニーロ、やっと公認会計士のズル賢さに気が付く。

デニーロは、バツ一の元刑事で、車での逃避行中、別れた元妻の実家へ訪れて、わが娘に久しぶりに再会する。ちと感動したCグローデイン。

お金がないので、道の駅みたいなコンビニに押し入り、デニーロの元刑事用の警察バッチを取り上げて、「連邦警察官だ、これから『現金実査』をする(現金の有高を確かめる会計士用語)と」そこで実査で検出した現金を、「連邦警察官としての実査であるので、証拠として『一時持ち帰る』と。

もちろんそんなことはあり得ないけれど、Cグローデインの迫力に、コンビニ店員もダマされてしまう。ウソが上手いアメリカの公認会計士の特徴?をよくとらえている。

最後、無事ロスまで連行したデニーロにはもうバウンテイの権利はなかった。でもこの公認会計士、デニーロの家庭不幸を見ていて、「マフィアから巻き上げたお金を、譲ってあげる」と、体に隠していた現金をデニーロに最後譲ってやる。

アクションが結構多く、退屈しない。監督はビバリーヒルズコップのマーチンブレスト、この映画は日本人向けに作られたハリウッド映画だそうで、近年のハリウッド映画でもかなりの秀作だと思う。

ラストシーンが印象的。お金をデニーロに渡したグローデイン、さっと消えてしまう。アメリカンニューヒーロー的な面白さある、おススメの映画です。

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ロバート・デ・ニーロ主演の娯楽大作

ニックネーム:ニック さん

評価:5

ロバート・デ・ニーロ主演の娯楽大作だと思います。

元刑事のジャックは諸金稼ぎをやっていたがマフィアの元会計士ジョナサンをLAに連れてくる依頼を受けNYへ向かったジャックだったが飛行機でひとっ飛びのはずが陸路でLAに向かう羽目になる。

途中FBI、マフィア、同業者などの妨害に遭いながらLAに向かうまでを面白おかしく描いた作品である。二人は顔を合わせばいがみ合ってばかりだったが旅が続くうちに妙な友情が生まれラストのLAでの爽やかな感動シーンが大好きです。

ジャックは単なる金目当ての賞金稼ぎではなかったのでした。自分の目的を達成したこともあったが、ジョナサンとの逃避行の間に刑事を辞めた理由を思い出し逃がしてやったのだと思います。

まったく不器用な生き方しかできないカッコいい男ですね。最後に二人が別れるシーンも清々しく見ている者に一服の清涼剤のような感動を与えてくれる映画だと思います。

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まとめ

映画「ミッドナイト・ラン」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この映画は、アクションとコメディが好きな方、特にロバート・デ・ニーロの演技を楽しみたい方におすすめです。また、キャラクター間の掛け合いや人間関係の深まりを楽しむことができるため、ヒューマンドラマが好きな方にもおすすめです。

さらに、アメリカ全土を舞台にしたロードムービーの要素も含まれているため、旅行や冒険が好きな方にも楽しんでいただけるでしょう。

一方、この映画は、深刻なドラマや複雑なプロットを求める方にはおすすめできません。また、アクションシーンやコメディ要素が多いため、静かで落ち着いた映画を好む方には向いていないかもしれません。