監督: 山崎貴
出演: 堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、市川実日子、ムロツヨシ、要潤、大倉孝二、神戸浩、國村隼、古田新太、鶴田真由、薬師丸ひろ子、吉行和子、橋爪功、三浦友和
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」。この映画は、現実と幻想が交錯する鎌倉を舞台に、一組の夫婦が織りなす心温まる物語を描いています。
この映画は人と人ならざる者の温かい交流を描いたファンタジー作品で、笑いあり涙ありのストーリー展開に加え、美しい映像美も見どころの一つとなっています。
この記事では映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の見どころは?
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」は、西岸良平による人気漫画「鎌倉ものがたり」を基にした作品で、山崎貴監督が実写映画化しました。
この映画は、人間だけでなく幽霊や魔物も住むという設定の鎌倉を舞台に、心霊捜査にも詳しいミステリー作家が新婚の愛妻と一緒に、怪事件を解決していくさまを描いています。
主人公の一色正和役を演じたのは堺雅人さんで、彼はミステリー作家でありながらも、幽霊や魔物に詳しく、警察と協力して事件を解決する名探偵でもあります。また、彼は鉄道模型収集や熱帯魚飼育など、多趣味で日々忙しく過ごしています。
一色正和の新妻である亜紀子役を演じたのは高畑充希さんです。彼女は正和との生活に毎日驚かされつつも、死神や貧乏神との生活を楽しんでいます。
彼女のキャラクターは「可愛らしい」という意見が多い一方で、「鼻につく」と感じる視聴者もいるようです。しかし、否定的な意見が出るということは、高畑充希さんがそれだけ亜紀子のキャラクターを上手に演じているとも言えます。
また、本作には他にも魅力的なキャストが揃っています。死神役の安藤サクラさん、貧乏神役の田中泯さん、そして家政婦のキン役を演じた中村玉緒さんなど、個性的なキャラクターを演じています。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の見どころは数多くあります。まず、鎌倉の雰囲気が素晴らしく描かれており、観た人の多くが「鎌倉に行きたくなる」と感じるでしょう。また、映画の中で描かれる夫婦の絆が素敵で、何度でも添い遂げたいと思えるほどです。さらに、妖怪や幽霊の世界が独特で、日本映画の魅力を感じることができます。
また、映画の中で描かれる「黄泉の国」は、その人がイメージしたものがそこにあるという設定で、観る者の感性を揺さぶる出来栄えです。誰もが空想する「死んだ後の世界」=「黄泉の国」を見事なまでに表現しており、映画が終わった余韻を高めてくれるはずです。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌は?
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌は宇多田ヒカルの「あなた」です。この曲は2017年にリリースされ、映画のエンディングテーマとして起用されました。
また、この曲はBillboard Japanの「Download Songs」で2週連続1位を記録するなど、大変なヒットとなりました。宇多田ヒカルの美しい歌声と感動的な歌詞が、映画の世界観をより一層引き立てています。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見た人の口コミまとめ
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。
- 鎌倉の雰囲気が素晴らしい。
- 夫婦の絆が素敵だと感じた。
- 妖怪や幽霊の世界が独特で魅力的。
- 安藤サクラや中村玉緒の演技が良い。
- 続編が楽しみ。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見た人たちの口コミを見ると、この作品が面白いと評価されていることがわかります。ファンタジー要素が強く、VFXの高さが魅力的だと感じられているようです。また、ストーリーが単調ではなく、日本映画としては珍しい展開が楽しめると好評です。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」に似ている映画は?
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。
ALWAYS 三丁目の夕日
「ALWAYS 三丁目の夕日」は山崎貴監督による映画で、昭和の時代を背景にした人情味あふれるドラマです。鎌倉ものがたりと同じく、日本の過去の時代を色濃く反映した作品であり、ノスタルジックな雰囲気が共通しています。
妖怪大戦争
「妖怪大戦争」は妖怪たちが主役のファンタジー映画で、人間界と妖怪界の対立と協力を描いています。鎌倉ものがたりと同じく、日本の妖怪文化をベースにしたストーリーで、家族愛や友情などのテーマが描かれています。
真・鮫島事件
「真・鮫島事件」は、鎌倉を舞台にした歴史ミステリー映画です。「DESTINY 鎌倉ものがたり」と同様に、古代から続く謎や呪いが現代に影響を及ぼす設定が共通しています。両作品とも、日本の伝統的な文化や信仰が重要な役割を果たしています。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」みんなの感想・評価
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見た人たちの感想・評価です。
お薦めです!
ニックネーム:貧乏民 さん
評価:
この映画の面白い所はまず古風であり風光明媚な鎌倉で普通の人間とまるでゲゲゲの鬼太郎の世界のように妖怪、この映画では魔物ですがそれらと一緒に仲良く共存し暮らしている世界観が素晴らしい!
魔物たちが闇市で珍しい、あるいは怪しい道具や食べ物などを売っていてはそれを主人公の一色正和の嫁、亜希子(高畑充希)が購入(毒キノコみたいな奴)してはそれを夫の正和が口にして魂が抜けそうになるとか突拍子も無い出来事が起きたりするのもこの映画の魅力のひとつだと思いました。
また貧乏神が一色家に居座るのだが亜希子は何だかみすぼらしい貧乏神が可哀想なのか一緒に朝飯をごちそうしては正和に「おい、相手は貧乏神ぞ?・・」なんていうツッコミが入る夫婦の仲睦まじい様子が観ている者をほっこりさせてくれるような気もします。
そして私の好きなシーンと言えばまず貧乏神にかなり年季の入った汚らしい茶器をプレゼントされる亜希子がそれならと綺麗なお茶碗をお返しするシーン。
実はこのシーン、この映画の結末、この夫婦に訪れる最大の危機(亜希子にしつこく付きまとう魔物の親玉から守ってくれる)を救ってくれる重要な場面になるんですよね!
この汚らしい茶器は神様の道具のひとつとかでそういう意外な結末、繋がりがまた面白い!!
他にもあの世の世界観(CG)が千と千尋の神隠しの温泉場(旅館の寝床)を彷彿させてくれるようなジブリのようなファンタジー感がまた堪らない!
なのでこの映画は大人だけでなく特にアニメ好きな子供までもがとっても楽しめる映画だと思いました!お薦めです!
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まとめ
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この映画は、ファンタジーと日本の伝統的な要素が融合した作品で、鎌倉の美しい風景や妖怪の世界を楽しむことができます。特に、日本の文化や伝統に興味がある方、ファンタジーが好きな方、または心温まる夫婦愛の物語を求めている方におすすめです。また、堺雅人や高畑充希などの演技も見どころの一つです。
一方、現実主義の方や、ファンタジー要素が苦手な方にはあまりおすすめできません。また、映画の設定やストーリー展開が一部観客には難解に感じられるかもしれません。そのため、ストーリーの進行を細かく理解したい方には向いていないかもしれません。