監督: 鈴木雅之
出演: 綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、風間杜夫、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣
映画「本能寺ホテル」は、その製作過程での脚本において揉め事があった作品ですが、その中には見逃せない見どころが数多く存在します。本作は、観客を時空を超えた旅へと誘い、笑いと感動を提供します。
本記事では、その魅力を「見どころ」「感想」「評価」などについて解説し、「本能寺ホテル」を再評価します。また製作過程でどのようながあったのかについても触れていきたいと思います。
映画「本能寺ホテル」の見どころは?
映画「本能寺ホテル」は、2017年に公開された日本映画で、鈴木雅之監督が手掛け、綾瀬はるかと堤真一が主演を務めました。この映画は、タイムスリップと歴史を組み合わせたSF映画で、独特の世界観とストーリーが魅力です。
主人公の倉本繭子役を演じた綾瀬はるかは、天然な性格を持つ現代の女性を見事に演じています。彼女の演技は、視聴者に感情移入させ、物語に引き込む力があります。
また、堤真一が演じる織田信長は、そのカリスマ性と人間性を見事に表現しており、視聴者を魅了します。さらに、濱田岳が演じる森蘭丸の存在感も見どころの一つです。
映画の見どころは、現代と戦国時代を行き来するタイムスリップの描写です。これにより、視聴者は織田信長の時代をリアルに体験することができます。また、繭子が信長や蘭丸と交流を深める過程で、信長の人間性に触れるシーンも見どころです。
また、映画の中で描かれる京都の風景も魅力的です。映画は、現代と戦国時代の京都を巧みに描き分け、その美しさと歴史的な重みを感じさせます。
さらに、映画の音楽も見逃せません。佐藤直紀が作曲した音楽は、映画の雰囲気を高め、視聴者を物語の世界に引き込みます。
以上の要素が組み合わさった「本能寺ホテル」は、歴史とSF、現代と過去、現実と非現実が交錯する独特の世界を描いています。
これらが絶妙に組み合わさった映画は、視聴者に多くの感動と驚きを提供します。そのため、「本能寺ホテル」は、多くの視聴者にとって魅力的な作品となっています。
映画「本能寺ホテル」は公開前に揉めた?
映画「本能寺ホテル」は公開前に揉め事があったことが発覚しております。
フジテレビと作家の万城目学氏の間で深刻なトラブルが発生していました。具体的には、万城目氏が脚本を手掛ける予定で何度も打ち合わせをしていたのですが、結局降板になってしまいました。
しかし完成した予告編を見て万城目氏は驚き、脚本の中核をなす彼のアイディアが、何の断りもなく映画の中で流用されていたという事実に気づきました。
そのため、万城目氏は即座に抗議し、問題のシーンを削除するよう要請したものの、フジテレビからは「場面の削除は不可能です」との回答があり、結局、万城目氏は泣き寝入りせざるを得なかったと報じられています。
このようなトラブルがあったにも関わらず、映画「本能寺ホテル」は公開され、興行収入10億円を超えるヒットとなりました。
映画「本能寺ホテル」を見た人の口コミまとめ
映画「本能寺ホテル」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。
- 本能寺が舞台で、現実的にはあり得ないけど無理がない。
- 堤真一さんと綾瀬はるかさんがいい。
- 綾瀬はるかさんの天然っぷりが可愛かった。
- 歴史を学び直したくなる作品。
- 気軽に観れる作品で、綾瀬はるかさんが可愛い。
映画「本能寺ホテル」を見た人たちの口コミを見ると、この作品が美しい舞台設定と魅力的な出演者で構成されていると評価されています。
現代と過去が交錯するタイムスリップものという設定に対しては、一部違和感を感じる意見もありますが、全体としては楽しめる作品だと捉えられています。また、原作未読の人でも十分に楽しめる作品となっているようです。
映画「本能寺ホテル」に似ている映画は?
映画「本能寺ホテル」に似ていると思われる映画をいくつかピックアップしたいと思います。
プリンセストヨトミ
「プリンセストヨトミ」は映画「本能寺ホテル」と同じ監督の鈴木雅之が手掛けた作品で、タイムスリップを題材にしたファンタジー作品です。スタッフやキャストが「本能寺ホテル」とほぼ同じで、タイトルのフォントや色、演出などの雰囲気も似ています。戦国時代と現代が交錯する設定が共通しており、歴史的背景を活かしたストーリー展開が特徴的です。
信長協奏曲
映画「信長協奏曲」は、「本能寺ホテル」と同様に、戦国時代と現代が交錯する設定が特徴的な作品です。ホテルが戦国時代に深く関わっているという設定が、「信長協奏曲」の世界観に似ていると評されています。タイムスリップを通して、歴史的事実と架空のストーリーが融合した作品となっています。
タイムスリップファミリー
映画「タイムスリップファミリー」は、家族がタイムスリップを通じて歴史の重要な瞬間に立ち会うという点で「本能寺ホテル」と共通しています。この映画では、現代の家族が過去に戻り、歴史の流れを変える可能性に直面しますが、最終的には家族の絆の大切さを再認識するというメッセージが込められています。
映画「本能寺ホテル」みんなの感想・評価
映画「本能寺ホテル」を見た人たちの感想・評価です。
意外におもしろい映画でした
ニックネーム:Lapin さん
評価:
テレビのエンタメコーナーで完成披露試写会の様子を見て、面白そうだなと思っていました。主演は(役名は忘れましたが)綾瀬はるかさん、織田信長役は堤真一さん。
蘭丸役は濱田岳さん。ホテルの支配人(?)で風間杜夫さんも出演されていました。綾瀬はるかさん演じる元OLの○○○○(役名を忘れました)が、ふとしたことから本能寺の変が起こる前日に、戦国時代にタイムスリップ。
暗殺の標的になっている織田信長に会い、本能寺の変から信長を救おうとする・・・というストーリーです。「泣かぬなら殺してしまえホトトギス」と評されるほどの激しい気性の織田信長が、少しずつ心を開いていくくだりが好きです。
また、織田信長が本当は優しい気持ちの持ち主で、戦のない国をつくりたいと思っていたという人物設定になっていました。
歴史上の人物が、ドラマや映画でいろいろな人物設定となり、それによりストーリーが変わっていくのは面白いですね。美少年と言われていた蘭丸を演じた濱田岳さん。
映画の中で、綾瀬はるかさん演じる○○○が、「えっ!?全然違う!」というようなことを言った時、私も同時に「えっ、全然違う!」と言ってました。笑っちゃいました。
堤真一さんの演技、やはりうまい!風間杜夫さんもいい味を出してます。時空を超えて・・・というストーリーは結構好きです。意外に(すみません)おもしろい映画でした。
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まとめ
映画「本能寺ホテル」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この映画は、歴史や時代劇が好きな方、特に織田信長に興味がある方におすすめです。また、綾瀬はるかや堤真一などの俳優が好きな方、または彼らの演技を楽しみたい方にも適しています。
映画はタイムスリップという要素を含んでおり、現代の女性が戦国時代にタイムスリップするという設定が面白いと感じる方にもおすすめです。一方、歴史的な事実に厳密さを求める方や、現実主義的なストーリーを好む方には、あまりおすすめできません。