監督: ゲイリー・ロス
出演: サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム=カーター
「オーシャンズ8」は、鮮やかな計画と驚くべき才能を持つ8人の女性が、ニューヨークの年次イベントであるメトロポリタン美術館のガラで行われる大胆不敵な強盗を描いた映画です。
デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が率いるこのチームは、最高の専門家たちで構成されています。彼女たちは、全てが完璧に計画され、リスクが計算され、可能性が無限大に広がる世界で、最も困難なミッションに挑みます。
この記事では映画「オーシャンズ8」の見どころや魅力などについて解説し、視聴者の口コミをまとめております。映画「オーシャンズ8」と類似していると思われる作品についても、いくつかピックアップしているので、ご興味のある方はぜひ参考にして下さい。
映画「オーシャンズ8」の見どころは?
「オーシャンズ8」は、一世を風靡した「オーシャンズ」シリーズのスピンオフ作品で、全く新しい視点から描かれた犯罪映画です。この映画の最大の見どころは、その豪華なキャスト陣と彼女たちが見せる絶妙なチームワークです。
主人公のデビー・オーシャンは、サンドラ・ブロックが演じ、彼女の魅力とカリスマ性が物語を引っ張ります。彼女のパートナーであり親友のルー・ミラーは、ケイト・ブランシェットが演じ、その洗練されたスタイルと冷静な判断力が物語に深みを加えます。
また、アン・ハサウェイが演じる人気女優ダフネ・クルーガーは、計画の鍵を握る重要な役割を果たします。ミンディ・カリングはジュエリー職人のアミータを、サラ・ポールソンは盗品ディーラーのタミーをそれぞれ演じ、彼女たちの個々のスキルが計画を成功に導きます。
さらに、リアーナが演じる天才ハッカーのナインボールや、オークワフィナが演じるスリの達人コンスタンスなど、個性豊かなキャラクターたちが物語に彩りを添えます。
この映画の魅力は、彼女たちが一丸となって難題に挑む様子や、それぞれのキャラクターが持つ個性とスキルが絶妙に組み合わさって物語が進行する点にあります。また、彼女たちが抱える個々の過去や動機、そしてそれがどのように彼女たちの行動や選択に影響を与えるかも見どころの一つです。
映画「オーシャンズ8」を見た人の口コミまとめ
映画「オーシャンズ8」を見た人たちの口コミを簡単にまとめてみました。ざっと次のような感じです。
- 女性だけのチームが痛快に大金を盗む。メンバー全員が魅力的で個性的。
- ファッションや宝石などが目の保養になる。スカッと爽快でテンポが良い。
- テンポ感がよく、どんなトリックが毎回ワクワクする。
- 美しくてかっこいい女性達が痛快。
- 前作の雰囲気を継承しつつ、新鮮さも感じられた。
映画「オーシャンズ8」を見た人たちの口コミを見ると、本作が前作の魅力を継承しつつも、新たな魅力を提供していることがわかります。特に豪華な女優陣の演技と彼女たちの相性の良さが高く評価されており、女性キャストによる新しい「オーシャンズ」の魅力に多くの観客が惹かれたようです。
また、緻密な犯行計画とその展開の意外性も本作の強みとして挙げられています。視覚的な面でも、ファッションや小道具の美しさが作品の魅力を高めていると感じた観客が多いようです。
映画「オーシャンズ8」に似ている作品は?
映画「オーシャンズ8」に似ていると思われる作品をいくつかピックアップしたいと思います。
スティング
映画「スティング」は、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの共演で話題になりました。恩のある師をギャングに殺された若者が、天才詐欺師とタッグを組み、そのギャングを騙して大金をせしめるというストーリーです。
困難に直面しても、慌てず焦らず1つ1つ乗り越えてゆく様子は、オーシャンズ8の女性たちにも通じるところがあります。
マッチスティック・メン
「マッチスティック・メン」はニコラス・ケイジ主演のコミカルな詐欺映画です。超潔癖症のロイ(ニコラス・ケイジ)は、やり手の詐欺師で、信頼する相棒のフランクとともに、いろんな相手から大金をせしめることを生業としています。最後の最後にロイが貶められるのですが、その騙した相手はなんと!という展開があります。
グランドイリュージョン
「グランド・イリュージョン」は、アメリカとフランスの共同制作によるクライム映画です。監督はルイ・レテリエで、ジェシー・アイゼンバーグとマーク・ラファロなどが出演しています。この映画は、マジックを駆使して完全犯罪を行う4人組のマジシャン「フォー・ホースメン」が、FBIとインターポールのタッグに追われるというストーリーを描いています。
映画「オーシャンズ8」との共通点は、両方とも緻密な計画と大胆な行動を通じて完全犯罪を実行するグループを描いている点です。
映画「オーシャンズ8」みんなの感想・評価
「オーシャンズ8」を見た人たちの感想・評価です。
女性ばかりのオーシャンズ
ニックネーム:天鳥そら さん
評価:
オーシャンズシリーズを観たことがあり、女性ばかりのチームを面白いと思いました。リーダーは、ダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャン。女性ばかりに声をかけてチームを結成します。
盗むものは1憶5千万ドル相当のネックレス。今回、女性ばかりのオーシャンズに面白いと思いながらも、ダニーがいないオーシャンズはどうなんだろうとちょっと心配でした。
宝石を盗むために集まった女性は、みんな個性的でそれぞれ特技があります。計画がうまくいくのか、たまにハラハラする場面がありましたが、それぞれが自分の役割を全うして宝石を盗み出します。
たまに場面展開についていけないこともあり、テンポが早く感じました。宝石を盗むだけでなく、デビーは復習まで企んでいます。
すべてうまく事が進み、祝杯をあげる彼女たちの前に現れた人物。騙されたフリをしながら、デビー率いるオーシャンズに協力をしていた事実に驚きながらも、やっぱりそうだったんだと納得する部分がありました。
目当ての宝石を盗むだけではない彼女たちの企みに、最後は唸ってしまいました。盗む前の準備と盗んでいる間のスリル。さらに盗んで終わりではなく、盗んだ後のことまで。特に盗んだ後のストーリーにも、力が入っているように思えました。
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まとめ
映画「オーシャンズ8」の見どころを解説し、実際に映画を見た人たちの感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この映画は、緻密な計画と大胆な行動を通じて完全犯罪を実行するグループを描いた作品が好きな方におすすめです。また、強力な女性キャラクターが主役の映画が好きな方、または、ファッションやジュエリーに興味がある方にも特におすすめです。さらに、オーシャンズシリーズのファンや、ハイツイストエンディングが好きな方にも楽しんでいただけるでしょう。
一方、この映画は、アクションシーンが多い映画を好む方にはあまりおすすめできません。また、深い人間ドラマや心理的な葛藤を描いた映画を好む方には、物足りなさを感じるかもしれません。さらに、現実的な犯罪映画を好む方には、映画の中で展開される華麗で派手な計画やその実行が現実離れしていると感じるかもしれません。
このような視点から、「オーシャンズ8」は、視覴覚的なエンターテイメントを求める方にはおすすめの作品ですが、リアリティや深みを求める方には必ずしも合わないかもしれません。